静かに息をする地味なレズビアンたちへ

本サイトは、居場所のない思いをしていたり、偏った情報から苦しい思いをしている…そんな、ひっそりと静かに生きている地味なレズビアンに情報や“あるあるネタ”をお届けする場所です。

堂々とカミングアウトなんてしなくて良いんです。
レズビアンだからと言って、無理してまで彼女を作らなくても良いんです。

“本当に愛する人と最期まで手を繋いでいられた”
“一人だったけど、ああ、良い人生だった”

そうやって空に旅立つ日まで、“自分は独りじゃなかった”と思えるようにこの場所をつくりました。

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セクシュアリティの自認と受容*はじめに

本サイトに来ていただいている地味なレズビアンの中にも

「本当は自分のセクシュアリティがはっきりと分からない」

「男性よりも女性の方が好きな気がする」

「とりあえず、男性は嫌い」

「戸籍上女だけど、一度も自分が女性だと思ったことはない」

「そもそも恋愛に興味が持てない」

…といった様々な方がいらっしゃるだろう。


「私はレズビアンだ」「私はFTMだ」…と、L・G・B・Tの中にちょうど自分にしっくりくるセクシュアリティがある方もいれば、

「まだよく分からないけど…なんとなく女の子が好きな気がする」といったように、まだ自分のセクシュアリティが分からない、と答える方もいる。

LGBTのカテゴライズに救われる方もいれば、それができなくて苦しむ方もいる。

「自分が何者なのか分からない」

その不安は本人にとって大きなものだろう。


けれど、必ずしも「私は〇〇である」とカテゴライズする必要もないし、「何者か分からない自分」を抱えて生きていることが苦しくないのならば、そのままの貴女でいて良い。

「何者でもない自分」はきっと「なんにでもなれる自分」だと思って良い。どんな新しい自分の姿でも受け入れることができる可能性のある貴女なのだ。

けれど、もし自分の中で違和感が存在しているのならば。

それによって貴女らしさが失われているのならば。

自分が何に当てはまるのかを探してみても良い。

誰かから与えられた服が全て、貴女に必ず似合うということはない。

似合う服が身近な所で売られているとも限らない。

無いのなら探しに行くか、作ればいい。

貴女はこの世に生を受けた日から、幸せになる権利がある。

憎まれようが、嫌われようが、疎まれようが、貴女は生きていかなくてはならない。

どうせ生きなければいけないのなら、ちょっとでも自分に似合う服を着たいじゃないか。



【セクシュアリティの自認と受容シリーズ】
・セクシュアリティの自認と受容*1
・セクシュアリティの自認と受容*2

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