「孤独死が怖いんです…」
ROKUJOが開催している占いのイベントに来るレズビアンからは、しょっちゅう『孤独死』の相談が寄せられる。
小さな声で「怖くて怖くて…」と俯いて話す姿から、本当に不安で不安で仕方がない様子が読み取れる。
しかし、相談者はたいてい20代前半から後半で、『孤独死』なんてワードとは無縁の若さだ。
私が「なんで孤独死が怖いの?」と聞くと、
「たった一人で死ぬのが怖い」という死への恐怖と
「レズビアンのうえに彼女もいないので、死後に火葬や墓の管理などしてくれる人がいない」という死後の諸々の手続きと、それにかかるお金の心配をされている方、多くはその2つの不安である。
ただでさえ死後の諸手続きの面倒さは、テレビの情報番組で取り上げられたり、実際に手続きを行っている方の愚痴がTwitterのタイムラインに流れてくる。
パートナーがおらず、その生涯を未婚のままに過ごしたレズビアンの場合、死後の諸手続きはどうするのだろう?
また、遺族への連絡、墓の管理はどうなるのだろう?
次回から、貴女の死後にこの世で行われることをまとめる。
【孤独死は怖くないシリーズ】
*貴女はどのように亡くなるか?【孤独死は怖くない*1】
*天国はどこにある?【孤独死は怖くない*2】
*死亡後の各種手続きについて【孤独死は怖くない*3】
*死ぬ前にこれだけはやっておけ【孤独死は怖くない*4】