静かに息をする地味なレズビアンたちへ

本サイトは、居場所のない思いをしていたり、偏った情報から苦しい思いをしている…そんな、ひっそりと静かに生きている地味なレズビアンに情報や“あるあるネタ”をお届けする場所です。

堂々とカミングアウトなんてしなくて良いんです。
レズビアンだからと言って、無理してまで彼女を作らなくても良いんです。

“本当に愛する人と最期まで手を繋いでいられた”
“一人だったけど、ああ、良い人生だった”

そうやって空に旅立つ日まで、“自分は独りじゃなかった”と思えるようにこの場所をつくりました。

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このサイトについて

私(ROKUJO)はレズビアンだ。
中学生の頃からそのことには気付いていたが、自認することができずに苦しんだ。
そのまま大人になって、何とか“普通”の社会に溶け込もうと頑張った。
“普通”になりたくて、“彼氏”を作ったこともある。でも、やっぱり何かが違う。
誤魔化そうとすればする程、自分は頭がおかしいのだと思うようになった。

新宿二丁目に行こうと何度も思った。
けれど、メディアが伝える新宿二丁目のイメージ(音楽がガンガンかかるクラブ、ワンナイト願望、奇抜な服装やメイク)が恐ろしく思え、そのコミュニティーの中に入るのも怖かった。

プライド・パレードの存在も知っていたけど、やっぱりメディアに出てくるのは奇抜な格好をした浮かれた人たちばかり。

ネット検索で『レズ』『レズビアン』と検索すると必ず検索結果の上の方に出てくるAV。
そんなの求めてない。

レズビアン専門の出会い系掲示板の存在も知っていた。
でも、別に私は恋愛をしたいわけじゃない。


どこで息をしていいのか分からない。
どこを目指して歩いていけば良いのか分からない。
自分は、独りぼっちだ。



「情報が偏っているんだ」
数年後、紆余曲折を経てなんとか居場所を作った私はそう思った。
近年は堂々とメディアに出てアレコレ発言している、キラキラしている人たちもちらほら出てきた。とても素晴らしいことだと思う。

けれど。

この世界のどこかにはそんなキラキラしているレズビアンを見て、逆に辛くなるレズビアンもいる。
そう、自称コミュ障の地味な自分とはかけ離れた世界だから。

「クローゼットの中でひっそりと生きていきたいレズビアン」
「誰にも自分のセクシュアリティを打ち明けられないでいるレズビアン」
「どうやって女一人で生きていけば良いのか分からないレズビアン」
「日常生活を送るだけでも精神的に苦しくて仕方がないレズビアン」

本サイトはそんなふうにひっそりと息をしている地味なレズビアンに、ちょっとでも共感してもらえる「あるあるネタ」やちょっとした情報を掲載していきたい。
ちょっとでもクローゼットを開いて、笑って息が吸えるように。


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